日本は最近中国、韓国との外交関係がうまく行かなくなっています。　根本的な問題は日本は欧米諸国に並ぶ文化、道徳、生活水準の国家になっており、韓国、中国はまだ発展途上国で同じレベルではないことを忘れてはいけません。彼らは現在に於いても数十年ほど近代化に先行した日本に遅れをとっています。日本人と同じような人間が韓国，朝鮮、中国などに住んでると思うのがどうかしています。このような根本的な自覚の差が見えるようになりましょう。

韓国は北朝鮮とは現在に至っても未解決の休戦状態であり経済の基盤も弱く、安定した民主主義国家としてはまだ非常に難しい状態にあります。北朝鮮の独裁体制としては常に南とは対立状態が望ましいのです。北朝鮮は情報統制と武力で国家を保っています。最近ではミサイルや核爆弾開発で韓国、日本、米国だけでなく中国にも脅しをかけています。韓国は都合が良い方に付いて生き延びてきたので台頭してきた中国に擦り寄り、日本が強くなれば、また笑顔で接してくれるでしょう。常に都合の良いほうへなびく文化があります。

中国は民族、国土も多様化していて独裁的に共産党が統治している発展途上国です。個人の収入、資産の平均は日本人の五分の一程であり、貧乏人が多く、金持ちも共産党がらみ、または特権乱用、賄賂、汚職による新興成金が多い。元来中国はまとまった一国ではないのです。もっと中国、韓国それに日本も歴史（英語版も含む）を正確に伝えて公表して行く方が最適だと思われます。それぞれの国家が都合の良いように歴史を創り上げ教えているのが問題です。中国と韓国が日本と同じ責任と道徳がある国だと勘違いをしないようにしましょう。道徳や礼儀など守れない国は歴史の蓄積が少ないからです。現在の中国は建国１００年ぐらいの新興国で文化、道徳、礼儀などの蓄積がありません。文化大革命などでは道徳、礼儀なの文化蓄積が無残に捨てられています。そのため金権主義が主体で、話し合いや約束を守ることは出来ません。そのため日本は独自で経済、軍事力のバランスを保つ必要があります。

彼らの生活、道徳が日本人並みに追いつくことはこの１００年や２００年では考えられません。それを念頭に外交を行わないと好ましい結果は期待できません。　例えば尖閣諸島の問題にしても共産党中央から政治的に仕掛けているのではなく、地方や軍事産業の予算を取る金儲けのために仕掛けられ、中央、地方政権的にも国内問題より叩き易い日本を利用した方が政治的にも都合が良いからです。　中国が一方的に攻めてくることはありません。権力争い、金儲けが中心で損をすることを嫌う人達の強制的な集合体であるため、日本に攻めてきても儲かることが無く損するだけだからです。

これは話し合いで解決できる問題ではないではないのです。小競り合いの武力衝突も視野においての永遠のにらみ合いになるでしょう。　中国とロシア、中国とインド、中国とベトナムも同じようで、お互いの武力バランスで国境線を保っています。また現在の中国政権も旧ソ連と同じようにいずれ国民の手で内部崩壊を起こす可能性が高いですね。独裁政権は強そうに見えても自由競争の上に成り立つ民主主義の方が結果的に強いからです。

核問題にしても日本は戦争で最初の被爆国であり、また福島原発による第二回目の被爆国でもあります。将来において電力エネルギー確保は国家の必須条件であるため原発を恐れて止めることは適切ではありません。　むしろ、もっと安全な新しい原発の開発を自らの方向へ進めるべきであります。また核武装に付いてもいずれ隣国からの圧力に屈しないように核弾道の装備が必要になります。性能の良い２００発くらいの弾道を常に確保するのが望ましいでしょう。もし北朝鮮が崩壊したら、韓国は即核保有国になれます。インドの核政策が良い例ですね。永遠に友好国、米国に頼ってはいけないのです。自国は自分の責任で守れないと核爆弾がまた日本へ落ちて来る可能性が高いのです。これらの見解は過激的ではなく、当たり前の話しであり、不測な出来事や災害が発生する可能性があることを忘れてはなりません。準備あれば憂い無しです。

戦後７０年以上、日本は第二次世界大戦の戦争に負けたけど、その犠牲を生かし努力し民主主義国家として世界に称えられる立場になった。もう中国や韓国に謝ることはない。自分たちの国内問題解決に専念するように課題を提案いた方が良い。現代の戦争は政治、経済、軍事力の情報戦争で従来の軍隊が正面衝突をすることは無くなった。しかし、対抗できる軍事力は必須条件で今の日本は隣国の脅威にさらされて、抑止できる軍事力を急速に整える必要がある。自分の国は終局的に自分で守らなければならない。同盟国の核の傘に何時までも頼っていてはいけないのです。世界も同盟国も正常で責任ある日本を願っているのです。